旧東海道宿場町エリア(御油/赤坂)
宮路山
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御油のマツ並木
旧東海道宿場町エリア(御油/赤坂) / 自然
江戸の大名気分♪ 〝国の天然記念物で歴史散歩″
みなさん、「御油のマツ並木」を知っていますか?東海道の御油宿と赤坂宿の間(現・県道長沢国府線)約600㍍にわたって、道路両側に植えられている約300本のクロマツの並木です。このマツ並木が誕生したのは江戸時代の1604年。徳川家康が全国支配のために、江戸と各地を結ぶ5つの街道を整備し、歩きやすくするために各街道にマツを植えさせたのだそう。夏は日よけに、冬は風よけになりますね。
五街道のマツ並木の中でも、この御油の松並木は十返舎一九の小説「東海道中膝栗毛」に登場するなど、歴史的、文学的価値が高く評価されています。1944年に国の天然記念物に指定され、地元の愛護会や小学生を中心に保護活動に努めています!並木沿いには「御油松並木公園」があるので、駐車場に車を停めて並木を散策したり、遊具で遊んだりもできますよ。
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【ここがオススメ】長い歴史の素晴らしさ
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こんにちは。華道男性グループ「IKENOBOYS」の田中です。御油町で生まれ育った私は、小さなころから松並木に親しんできました。長い歴史の中で生まれ、守り伝えられてきたこの景色。大人になるにつれその素晴らしさが分かるようになりました。みなさんもぜひ江戸の旅人になった気持ちで、松並木を見上げてみてください。
【+STORY】
- 御油の松並木は、江戸時代には約650本の木が植えられていました。長い年月を経て、戦後は約150本に減少。その後は捕植活動を続けることで、約300本を維持しています。豊川市は「御油松並木愛護会」の協力で保護活動を続けるほか、地元の御油小学校の6年生たちが卒業プロジェクトの一環として、毎冬、苗木の植樹を行っています。
名称 | 御油のマツ並木 (ごゆのまつなみき) |
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所在地 | |
交通アクセス | 名鉄名古屋本線「御油駅」下車徒歩約10分 東名高速「音羽蒲郡IC」より車で約5分 |