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一宮砦跡いちのみやとりであと

豊川インター/JR三河一宮駅エリア / 文化・歴史・ミュージアム
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砥鹿神社から200mほど南に行った林の中に、一宮砦の跡がある。
一宮砦は松平家康(徳川家康)が築いたと伝えられる砦で、家康が東三河に進出を開始した際に今川氏真と激しい攻防をくりひろげた歴史の舞台であった。牛久保城攻略を目指した家康は、永禄5(1562)年6月に守将本多百助信俊をはじめとする500人あまりの兵を一宮砦に配置した。これに対して氏真は駿河から約10000の兵をもって出陣し、このうち5000騎を繰り出して一宮砦を攻めた(永禄7年説もあり)。一宮砦は今川方の大軍に包囲され孤立するが、家康は自ら3000の兵を率いて出陣し、窮地に陥った味方を助けたという。この家康の活躍は「一宮の退口(一宮の後詰)」と称えられ、家康っとして多くの史書に記されている。この一宮砦跡は、豊川の流れを臨む段丘端に位置し、現在も主郭の桝形虎口(出入口)が良好な状態で残っている。

豊川の歴史散歩より

詳細データ

名称 一宮砦跡 (いちのみやとりであと)
所在地 豊川市一宮町宮前
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