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八幡宮はちまんぐう

名鉄国府駅エリア / 神社仏閣
八幡宮
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過去から未来へ♪ 〝室町タイムスリップ″ 歴史を感じる旅へ❢

 みなさん、豊川市八幡(やわた)町にある国指定重要文化財「八幡宮本殿」を見たことがありますか。室町時代の1447年に建てられたもので、なんと570年以上の歴史があります。室町時代中期の神社本殿建築の遺構として大変貴重な存在です。
神社建築の様式で最も一般的とされる「流造」のうち、正面の柱が4本、柱間の間口が3間ある「三間社流造(さんげんしゃながれづくり)」が特徴です。比較的大型の建物で、屋根は檜皮葺(ひわだぶき)、雨風から建物を守る目的で屋根の側面に取り付けられた破風板には連なる波型の装飾がされていることなど、さまざまな美しい彫刻がなされています。内陣には、白木造の厨子が安置されています。
本殿を目の前に、室町時代にタイムスリップした感覚を体験してみてください!


  

【ここがオススメ】境内をゆっくり散策して

 こんにちは。氏子総代長の竹本です。八幡宮といえば本殿ばかりが注目されますが、境内には数々の神様が祀られており、ほとんどの願い事にご利益があります。正面の鳥居から入り、周りを見渡しながら境内をゆっくり歩いてみてほしいですね。いろんな景色が見えてくると思いますよ。

【誕生STORY】
 豊川八幡宮は、天武天皇だった672年、大分県の宇佐八幡宮(全国に4万社余りある八幡宮の総本宮)に祀られている神の分霊を迎えて建てられた神社です。御祭神として、第一殿に応神天皇、第二殿に三女神、第三殿に神功皇后が祀られています。奈良時代、すぐ隣に三河国分寺が造立されると、八幡宮は同寺の鎮護の神として崇められるようになりました。八幡神を祀る神社は全国各地にあり、源氏をはじめ全国の武家から武運の神として崇敬を集めました。
豊川八幡宮には、牧野氏・今川氏からの安堵状や寄進状が残されており、戦国時代に武家とかかわりがあったことを示しています。また近年、徳川林政史研究所(東京都)の所蔵資料に、1520年に八幡宮社殿を造営した時の寄付者などを記した資料があることが明らかになり、そこには西三河の武家の名も。この八幡宮が広く武家から崇敬を受けていたことが分かります。



詳細データ

名称 八幡宮 (はちまんぐう)
所在地 豊川市八幡町本郷16
電話番号 0533-88-3723
交通アクセス 名鉄名古屋本線「国府駅」下車 徒歩約15分
東名高速「音羽蒲郡」より車で約10分
問い合わせ先 八幡宮  0533-88-3723
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