協会概要
会長あいさつ
資源のポテンシャルを生かす。目指すのは観光を通じた地域活性
豊川市は、昭和18年「豊川海軍工廠」の建設とともに誕生しました。温暖な気候と自然豊かで農業・工業・商業のバランスの取れた、住みよいまちとして発展してきました。近年は周辺4町と合併し、市域は広範囲に広がっています。市の中心部には、全国的にも知られる観光スポットの「豊川稲荷」があり、さらに、三河一之宮砥鹿神社、御油のマツ並木、四季折々の名所旧跡など、縄文時代から戦後まで、各時代の歴史的産物・遺跡などが残る、歴史資源の豊富な地域です。ただ一方で、これらの資源について、全てのポテンシャルを活かし切れていないことが豊川市の課題でもあります。私たち豊川市観光協会の役割は、観光資源ひとつひとつに注目し、大勢の方々にお越しいただけるようなスポットにしていくことだと考えています。この人口減少時代において、地域の経済やまちづくりを活性化させるためには、交流人口を増やすことが不可欠です。当協会では、観光を通じた地域活性化を目指します。
住んでいる人と訪れる人がともに楽しめる事業を
私が会長になった2021年6月以来、「もっとPR」「もっと集客」「もっと支援」「もっと経済効果」「もっと人づくり」の、5項目を重点テーマに掲げ、テーマごとにさまざまな事業に取り組んでいます。市民だけでなく、市外の方々にも豊川市を知っていただき、好きになっていただき、来ていただき、お金を使って楽しんでいただけるような企画を練り、4人の副会長、理事、監事の皆さん、事務局のスタッフらとともに、地域発展に取り組んでいます。
豊川市の冬は正月の初詣、春はまち中に満開の桜、夏は地域に根差した伝統文化のひとつである手筒花火のお祭り、秋は紅葉や秋祭りと、四季折々の楽しみ方があります。これらをもっとアピールし、市民と、市外から訪れる方々の両方が喜ぶ、さらに一緒に楽しめるような事業やイベントを開催してまいります。
現在、当協会には、500を超える会員が加盟しております。商業者はもちろん、さまざまな業種、さまざまな団体の方にご協力いただいています。これら会員さんとともに、豊川市をより良い地域にするために頑張っていきたいと思っております。皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
豊川市観光協会会長 笠原盛泰