財賀寺エリア(財賀/平尾)
観音山
観る
牛の滝
本宮山エリア(長山/東上) / 自然
豊川に避暑地?!♪ 〝涼″〝静″ 隠れた名所❢
みなさん、暑い夏に訪れたい、隠れた涼スポットを知っていますか。車を降りたらすぐそこにある身近な景勝地「牛の滝」です。県道21号から100㍍入ると駐車場があり、その下方に、高さ10㍍・幅2㍍の雄滝と、高さ4㍍・幅4㍍の雌滝が現れます。特に、勢いよく滝壺に流れ込む雄滝は迫力満点。水しぶきと周囲の自然林の緑が、ひんやりした心地よさを誘います。
県道から一歩入るとそこは別世界。ぜひ涼しさを体感してみてください。
※下流へ続く遊歩道と水辺への立ち入りは、落石の危険があるため禁止しています。
※県道入口の「牛の滝」看板は小さいので、見落としにご注意下さい。
【ここがオススメ】昔は…
こんにちは。牛の滝を管理している、「わくぐり(籰繰)神社」氏子総代の井田です。牛の滝の昔話をひとつ。私が子どもの頃、滝のもっと下流の方に大人たちが天然のプールを作ってくれて、そこで泳いだものでした。とにかく水が冷たくて、少し泳いでは太陽で熱くなった岩に抱きつき、身体を温めたものでしたね。売店もありましたよ。そんなにぎやかだった時代に思いをはせながら、癒しの時を過ごしてください。。【+STORY】
豊川市と新城市の境界を流れる境川は本宮山から豊川までの全長4km程の川で、牛の滝はその中流にあります。別名、常竜滝、黄牛滝ともいわれ、黄牛の伝説があります。その伝説によれば、牛の滝の由来はこうです。江戸時代、牛の滝には竜が住んでいると信じられ、常竜の滝と呼ばれていました。ある日、東上村の魚取り名人である六左衛門がアユをつかまえに来たところ、黄色い牛が現れ向かってきました。逃げ帰った六左衛門でしたが、まもなく高熱を出して死んでしまいます。村の人々はこの出来事を竜神様のたたり、現れた牛は竜神様の使いと考え、この滝のことを牛が住んでいる滝「牛の滝」と呼ぶようになったといいます。
【注意】落石について
落石の危険があるため、水辺への立入はご遠慮ください。
名称 | 牛の滝 (うしのたき) |
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所在地 | 愛知県豊川市東上町滝ノ入 |
駐車場あり