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牛久保八幡社
JR牛久保駅エリア / 神社仏閣
伝統的でユーモラスな若葉祭♪〝驚き″〝感動″ 男たちがゴロリ
みなさん、「うなごうじまつり」を知っていますか。男衆がところ構わず「うじ虫」のように寝転がることで知られる、天下の奇祭です。牛久保八幡社一帯で毎年4月上旬の2日間行われる祭礼「若葉祭」の通称で、愛知県の無形民俗文化財に指定されています。500年ほど前から続く伝統行事です。
祭りでは、山車(だし)や笹踊りなどの一行が、八幡社から末社の天王社までの約1キロを往復。その道中でヤンヨー神と呼ばれる男たちが、囃子(はやし)にのって道路にゴロリ、ゴロリ…。そのユーモラスな姿は、写真愛好家たちにも人気です。
【ここがオススメ】少年がからくり人形のように踊る
こんにちは。氏子総代長の木和田です。牛久保八幡社といえば、やはり若葉祭ですね。色々な見どころがありますが、唐子衣装を着た少年が笛や小太鼓に合わせて大山車(おおやまぐるま)の高欄から身を乗り出して踊る「かくれ太鼓」は見ごたえがあります。同様の祭りの多くでは「からくり人形」が踊りますが、生身の人間が踊るのが若葉祭の特徴!迫力があるので、ぜひ一度見に来てください。【誕生STORY】
社伝によれば、奈良時代、三河国は大変な飢きんが続きました。人々は離散し、土地は荒廃してしまいました。その時の国司は、民衆の心まで荒(すさ)んでしまうのではないかと憂い、社殿を建て仁徳天皇を祀り、人々の心のよりどころとしました。これが八幡社のはじまりとされています。その後、室町時代になって応神天皇を合祀したといわれています。その当時は若宮殿と呼ばれていました。戦国時代、領民思いの白主の牧野古白(まきのこはく)が新たに牛久保城を築いた際、領民を城に招きその苦労をねぎらうためもてなしました。殿様の振舞い酒に酔った人々はまともに歩いて帰ることができず、転がりながら互いに起こしたりして助け合って帰っていったといわれており、この時の喜びを祭りの神事に再現したものが「うなごうじ祭り」と伝えられています。牧野古白は1493年に牧野城の南西に瀬木城を築き、主君の仇の波多野氏を滅ぼし自らは一色城に入り、子の能成を牧野城に、成勝を瀬木城の城主として東三河に勢力を広げました。古白は1495年、今橋城(のちの吉田城、豊橋市)を築いて城主となりました。古白が転出した一色城には成勝が入り、成勝は1529年に牛久保城を築きました。
【令和7年 お正月参拝情報】
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参拝:12/31 夜通し開いている
1/1~3 8:00~16:00 開門
甘酒・お神酒:12/31 12:00~翌2:00あり
お札:開門時販売あり
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ご朱印頒布・お札授与について
第3日曜日 9:00~11:00対応可
名称 | 牛久保八幡社 (うしくぼはちまんしゃ) |
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所在地 | 豊川市牛久保町常盤164 |
電話番号 | 0533-89-2206 |
交通アクセス | JR飯田線「牛久保」駅下車徒歩5分 名鉄豊川線「稲荷口」駅より徒歩15分 |
問い合わせ先 | 豊川市観光協会 |
御朱印