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三明寺さんみょうじ

豊川稲荷周辺エリア / 神社仏閣
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力寿姫の分身!?〝弁財天さま‴ お目にかかれる4日間!

 みなさん、弁財天さまを知っていますか?縁結び、金運、芸能のご利益で知られる女神様です。ここ三明寺は弁財天が祀られています。そのためお寺でありながら、正面には鳥居が建っています。さて寺に神様がいるのは不思議ですよね。言い伝えによれば、平安時代、三河国の国司の大江定基がこの寺に弁財天の尊像を祀ったのが始まりとされています。定基はこの地で、若く美しい娘の力寿と恋に落ちました。ところが力寿は早くに病気で亡くなってしまいます。定基が25歳の時でした。定基は力寿の死を悲しみ、面影を永久に残そうと弁財天の御像を刻んで寺に奉納したと伝えられています。
 弁財天は国指定重要文化財である「宮殿」に安置され、普段はお目にかかれません。ただ1月と8月(ともに15、16日)はご開帳により、一般公開をしています!ぜひ力寿をイメージしながら弁財天の顔を拝んでみてくださいね。


   

【ここがオススメ】和・中折衷!? 珍しい三重塔
 
 
こんにちは。住職の稲垣です。私のオススメは1907年に国の重要文化財に指定された三重塔です。建立は1531年。14.5㍍の小塔ですが、軒下の垂木や高欄(手すり)など、1層と2層は日本の様式、3層だけ中国の様式(禅宗様)と、和と中が組み合わされた全国的にも珍しい建築様式なんです。3層の軒だけが強く反っており、見ごたえがありますよ。 

【誕生STORY】
 
 三明寺は奈良時代の702年、文武天皇の詔(みことのり)によって建立されたと伝えられている曹洞宗の寺院です。源平の争乱のころ,三明寺の僧望月忠源(ちゅうげん)が源義仲に味方すると、義仲と敵対していた源範頼は1184年に三河国司となったのち、家臣河合五郎に寺を焼き払わせたといいます。そののち室町時代に、後醍醐天皇の子で、浜松市の奥山半僧坊を開山した無文禅師がここに立ち寄った際、その荒廃を嘆いて再興されたと伝えられています。ご本尊は千手観音です。
 


【令和6年 お正月参拝情報】

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参拝:通常通りご参拝可能

甘酒:中止

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御朱印巡り

  • 五穀豊穣
  • 商売繁盛
  • 産業興隆
  • 恋愛成就

恋の神様弁財天さまが恋の悩みを聞いてくれるかも♪

三明寺は、文武天皇の詔を受けて建立されたと伝えられているお寺で、弁財天が本堂内の宮殿にまつられています。現在では、三河七福神の霊場の一つとして紹介され、安産・芸道・福徳・海運の守護神となっています。

三明寺御朱印

詳細データ

名称 三明寺 (さんみょうじ)
所在地 豊川市豊川町波通37
電話番号 0533-86-9661
交通アクセス ・JR飯田線「豊川駅」、名鉄豊川線「豊川稲荷駅」下車徒歩約5分
駐車場 無料
駐車場あり トイレあり 御朱印
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