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熊野神社
JR牛久保駅エリア / 神社仏閣
木造狛犬は、 県文化財に指定されており、熊野神社にあるナギの巨木は、国の天然記念物に指定されています。
熊野神社は戦国時代に牛久保城を築いた牧野氏が深く尊崇した神社で、亨禄元年(1528年)に牧野成勝が社殿を改築した記録があります。 古記録によれば、神社に伝わる木造狛犬は、天文7年(1538年)、 牛久保村、下長山村の氏子が造って奉納したものとされ、 県文化財に指定されています。
牛久保のナギ 熊野神社の奥にそびえるナギの木は、高さ約20m、目通り3.5mの巨木で樹齢300年以上と推定されます。 葉は、葉脈が平行に走っていてなかなかちぎれにくいことから、夫婦の縁が切れないことを願い、お守り袋に入れたり、嫁入りの鏡に彫刻などに用いられています。 ナギは本州南部、四国、九州、琉球、台湾の山中に自生する植物で豊川市のように温帯の北限に近い地域ではこのような大木になることはとても珍しく、昭和13年12月に国の天然記念物に指定されました。
熊野権現が祭られた云われ 欽明の丙寅の歳、天下には疫病がはやり、多くの死者が出ました。このとき、村中に怪異が三つおきました。 一つは社内の大木の梢に三光があり、二つ目は花を一枝持った神人が現れ『さきにほふ ことしのはなを なかめみて たみのくるしみそらにしらるる』と歌を詠み、三つ目は村の童子が神がかりし、『吾は紀州牟呂郡熊野本宮なり、疫病を除き、村人を助けよとの神託を得た。 吾はここに長く留まるから祭れ』といったとされます。 |
名称 | 熊野神社 (くまのじんじゃ) |
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所在地 | 豊川市下長山町西道貝津87 |
交通アクセス | JR飯田線「牛久保駅」下車 徒歩約6分 東名高速「豊川IC」から車で約15分 |