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三河国分尼寺跡史跡公園みかわこくぶんじしせきこうえん

名鉄諏訪町駅エリア / 文化・歴史・ミュージアム
三河国分尼寺跡史跡公園
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寺域は約150メートル四方で、現在発見されている国分尼寺の中では最大のものです。


天平13年(741年)聖武天皇は諸国に国分寺と国分尼寺を建立する話を詔を出しました。
寺域は約150メートル四方で、国分寺クラスの大伽藍を備えていきました。
当時の姿を実感できるように中門及び回廊の一部を遺構の真上に実物大建物として復元をしてします。
また、向かいにある三河天平の里資料館には、三河国分尼寺跡で出土した鬼瓦などが展示してあります。
なお、ボランティアガイドも待機していますので、三河国分尼寺跡史跡公園へお越しの際はお立ち寄り下さい。

天平ロマンの夕べ

三河国分尼寺跡の発掘調査では、炭化物のススが付着した灯火具(灯明皿)が出土しています。
灯火具は、日常生活だけでなく諸大寺で行われた「万灯会」でも使われていました。ここ三河国分尼寺でも「万灯会」が行われていたかもしれません。
毎年秋に行われる現代版万灯会「天平ロマンの夕べ」では、市民の皆さんが作成したペットボトル製の万灯を史跡公園内に並べて、三河国分尼寺の伽藍全体を照らします。

経緯

豊川市では、歴史的文化遺産である三河国分尼寺跡を保存して永く後世に伝えていくとともに、郷土の歴史を体感できる場として活用するために、保存整備事業を実施しました。
整備では、国分寺クラスの大伽藍を備えた三河国分尼寺の当時の姿を実感できるよう、中門及び回廊の一部を遺構の真上に実物大建物として復元しました。
設計については、発掘調査結果に基づき、法隆寺東大門や西院回廊などの現存建物を参考としながら復元設計を行い、工事については、柱材に国産のヒノキを用いたほか、屋根瓦は出土品にならい復元し、木部はヤリガンナ仕上げ、柱等の部材は朱塗りするなど、奈良時代の建築様式を再現した施工となっています。
また、金堂基壇の復元や講堂跡をはじめとする表示施設を整備し、発掘調査によって確認された伽藍の配置を復元したほか、周辺遺跡を含めた地形復元模型を設置しました。

詳細データ

名称 三河国分尼寺跡史跡公園 (みかわこくぶんじしせきこうえん)
所在地
利用料金 無料
交通アクセス 名鉄名古屋線「国府駅」下車 徒歩約25分
東名高速「音羽蒲郡IC」から車で約15分
問い合わせ先 三河天平の里資料館  0533-88-5881
駐車場あり トイレあり
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